投稿

2021年振り返り

もう残すところ2021年もあと3時間くらいですね。 今年は去年以上に映画もお芝居も美術館もイベントも行くことができたのは、こういう状況のなかで幸いでした。冬コミも1日目だけだけれどチケットが当たって行けました。 観に行ったものでカレンダーに残ってるのは、映画だと2月からパトレイバー2 the movie(再上映)4DX、プリンセス・プリンシパル第1章、FGO、スキャナーズ(再上映)、ガルパン最終章第3話、劇場版ストライクウィッチーズ(再上映)、閃光のハサウェイ、pui pui モルカー、プリンセス・プリンシパル第2章、Ghost in the shell(再上映)、007 ノー・タイム・トゥ・ダイ、トーベ、マクロスΔ、DUNE砂の惑星、G.I.ジョー、攻殻機動隊 SAC_2045、劇場版ソードアートオンライン プログレッシブ、アイの歌声を聴かせて、とか。一番大きかったのは8月に初めて観に行った劇場版レビュースタァライトでした。その後10月にロンド・ロンド・ロンドも劇場で観ることができました。 今年初めは座席が一席ごと空けられていたのがここ数か月は全て座れるようになって、劇場が満席になったのを見たときは、ようやく戻ってきたと(業界関係者ではないけれど)感無量でした。 一方で、ゲームはほとんどできませんでしたね… 振り返ると、やりたかったゲームとか読みたかった本をひたすら買ったのに結局積まれていて、読んでないからわからずに同じ本を買ってしまったりしていました。きっと楽しめたはずのものをまだ楽しんでない、きっと楽しめたはずだという漠然とした、でも強い後悔があります。本もゲームもBDも買う楽しみがメインじゃなくて、その中身を楽しむのが一番なのに、それを楽しむことなく積んだままにしてしまっていました。イベントで買った本をすぐに読めなかったり、そのせいで感想も書けなかったり。 誰かがどこかで書いていた「乾いていく心を人のせいにするな」という内容のツイートか詩か何かで、「自分の感受性は自分で守れ」ということを言っていたのを思い出してひどく苛まれている最中です。 気が付いたら買う前の高揚感のようなものがなくなっていたりすることもあって、上の話の趣旨とは違うだろうけど、感動とか高揚感を味わう機会を自分から逃しているのは本当に良くないんですよね。例えばあとから興味を失って「この本なんで

イオンシネマ海老名さん、どうもありがとうございました

イメージ
 今日はイオンシネマ海老名での劇場版レヴュースタァライトの上映最終日でした。上映後にはみんなの拍手が鳴っていました。 ほとんどの劇場で上映終わる頃に、ほんの偶然で劇場版からレヴュースタァライトを知った後発組ですが、7番スクリーン、THX認定の素晴らしい音響で何度も楽しむことができました。本当にありがとうございました。

劇場版レヴュースタァライト②ー1 何のために何をその手に持つのか~まひる編

イメージ
※ 映画の感想です。本記事の一部ネタバレ(というか内容)を含みます。 ※ 現時点では、劇場版、TV版、ロンド・ロンド・ロンドだけを鑑賞済み。ミュージカルやインタビュー、メディア記事などは観ていない状態で書いています。 1.はじめに 劇場版レヴュースタァライトは(TV版など全く知らずに)初見で観ると、何が起こってるのかほとんどわからなかった人がほとんどだと思います。緻密な分析や比較をせずとも、 何かがある物事を表現してるのかもしれない 、と思える物や発言や場面が多くあります。例えば、 トマト 「しゃべりすぎ」、「なんで/だから、あいつだけ」 華恋ちゃん、あなた死んだはずでは…… などなど。 観れば観るほど、いろいろな部分で「これは~じゃないか」「あれは~じゃないのか」と妄想が無限に膨らむ素晴らしい映画なので、 ぜひ何度も観に行って、スタァライトするのがいいと思います (もう上映終わりますが……) 。本エントリでは、彼女たちの戦闘シーン(レヴュー)で戦う際に持つ武器を見て考えられる解釈(妄想)を書いていきます。 2.彼女たちは何を手にしているのか 現実の武器や防具だけではなく、創作上のファンタジーなどで登場する武器などに関する書籍を読めば、武器としての特徴・性質だけではなく、儀礼的に使用された場合に何を表しているかという象徴性についても書かれています。ですが、ここでは外部の文献を参考にせず、本稿の一番上に書いた通り、 作品を見てわかる部分だけに注目 します。また、9人分すべてに踏み込むわけではないのでご了承ください。というか、 そもそも監督のインタビューや雑誌の特集ですでに完全解明されている可能性が大いにあります 。 劇中では、彼女たち9人はそれぞれ異なる武器を持ちレヴューをします。また、彼女たちの武器にはそれぞれ異なる色の宝石のようなものが埋め込まれています。具体的には次のように、武器と宝石の色(と付いている場所)があるのがわかります。 双葉:ロングアックス(槍斧?) ― 紫(柄と穂(刃)の間) 香子:薙刀 ― 紫(柄と穂(刃)の間) まひる:メイス ― 水色(先端) 純那:弓矢 ― 緑(弓の上端(和弓なら「末弭」でしょうか)) なな:日本刀(大太刀、小太刀) ― 黄(柄の端) クロディーヌ:剣 ― 白/透明(刃の付け根) 真矢:剣 ― 白(柄の端) ひかり:ダガー(

劇場版レヴュースタァライト①初見時とテレビアニメ版を見た後の(思い出し)感想

※ 映画の感想です。本記事の2以降はネタバレを含みます。 ※ 現時点では、劇場版、TV版、ロンド・ロンド・ロンドだけを鑑賞済み。ミュージカルやインタビュー、メディア記事などは観ていない状態で書いています。 1.はじめに 全国でわずかに上映を続けてくださっている劇場も、もうそろそろラストランを迎えているころですが、今更ながらこの映画― 劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト ―を初めて観た時の感想と、その後にTV版を観た後に感じたことを書きます。 初めて劇場版レヴュースタァライトを観た時の衝撃があまりにも大きくて、自分が考えたことを少しでも誰かに伝えたいと衝動的に思ったことが本ブログの始まりになっています。 キャラクターの名前も背景もストーリーも何も知らないで観たとはいえ、映画のつくりが全体として何か得体の知れないものに感じる一方、 映像や演出や音楽から受ける衝撃と観た後になぜか心を揺さぶられるような感動があった からです。 観に行ったのは全くの偶然で、何も知らない映画をいくつか観ようと思ってpui pui モルカーと閃光のハサウェイを観た後にたまたま選んだだけでした。それも、すでに来場者特典も終わった8月でした。観る前に知っていた情報はこれだけです。 「ここが舞台だ、愛城華恋!」というセリフ(劇場予告で多分見た) デコトラが出てくる (Twitterで見た) タイトルから予想していたこと 高校の演劇部の部員の衝突や友情を通じて、彼女たちの青春を描くさわやかな感じのやつ これの予想は大きく裏切られました。 本作は、 何も理解できずとも、それでも何かを感じることができて、そして感動しすごく面白いと思える映画 なので、もし観てない方は、前情報なしでぜひ観て欲しいと思います。 2.初見時の感想 観ながら感じたこと。 オープニングあたりで、東京タワーの鉄骨に長髪の少女が立っていて、風が下から吹き上げて髪がぶわっとなるところ、すごくかっこいい。 話が、というか何が起こっているのか全くわからない。 キリンが「わかります」と言うたびに(全くわからんのだが……)と思っていた。 戦いの場面の 音楽と演出がとにかく印象的、音も色も光も。 とにかく強く惹きつけられる。監督は舞台芸術の人で現実で作りたいけど作れないような巨大空間での 壮大な舞台装置 をつくりたかったのか 戦いをしている二人

書いたことを共有したいので始めました

投稿テスト 映画とかアニメとかゲームとか本とか、感想とか解釈とか共有したいことが溢れてきたので開設しました。 物事は、始められたらもう成功したようなものです。