※ 映画の感想です。本記事の一部ネタバレ(というか内容)を含みます。 ※ 現時点では、劇場版、TV版、ロンド・ロンド・ロンドだけを鑑賞済み。ミュージカルやインタビュー、メディア記事などは観ていない状態で書いています。 1.はじめに 劇場版レヴュースタァライトは(TV版など全く知らずに)初見で観ると、何が起こってるのかほとんどわからなかった人がほとんどだと思います。緻密な分析や比較をせずとも、 何かがある物事を表現してるのかもしれない 、と思える物や発言や場面が多くあります。例えば、 トマト 「しゃべりすぎ」、「なんで/だから、あいつだけ」 華恋ちゃん、あなた死んだはずでは…… などなど。 観れば観るほど、いろいろな部分で「これは~じゃないか」「あれは~じゃないのか」と妄想が無限に膨らむ素晴らしい映画なので、 ぜひ何度も観に行って、スタァライトするのがいいと思います (もう上映終わりますが……) 。本エントリでは、彼女たちの戦闘シーン(レヴュー)で戦う際に持つ武器を見て考えられる解釈(妄想)を書いていきます。 2.彼女たちは何を手にしているのか 現実の武器や防具だけではなく、創作上のファンタジーなどで登場する武器などに関する書籍を読めば、武器としての特徴・性質だけではなく、儀礼的に使用された場合に何を表しているかという象徴性についても書かれています。ですが、ここでは外部の文献を参考にせず、本稿の一番上に書いた通り、 作品を見てわかる部分だけに注目 します。また、9人分すべてに踏み込むわけではないのでご了承ください。というか、 そもそも監督のインタビューや雑誌の特集ですでに完全解明されている可能性が大いにあります 。 劇中では、彼女たち9人はそれぞれ異なる武器を持ちレヴューをします。また、彼女たちの武器にはそれぞれ異なる色の宝石のようなものが埋め込まれています。具体的には次のように、武器と宝石の色(と付いている場所)があるのがわかります。 双葉:ロングアックス(槍斧?) ― 紫(柄と穂(刃)の間) 香子:薙刀 ― 紫(柄と穂(刃)の間) まひる:メイス ― 水色(先端) 純那:弓矢 ― 緑(弓の上端(和弓なら「末弭」でしょうか)) なな:日本刀(大太刀、小太刀) ― 黄(柄の端) クロディーヌ:剣 ― 白/透明(刃の付け根) 真矢:剣 ― 白(柄の端) ひかり:ダガー(